大鋸 天彦改 目立て済ガガリ目 縦挽き専用 のこぎり板作り 業務用OK 前挽鋸 木挽き 杉 ヒノキ
明治中期以降、西洋鋼が輸入されるも高価であり、少しでも安価にする為、手元(なかご、柄部)に和鋼を鍛冶にて溶着してあります。(～安来鋼) 刻みの形状からも天彦の初期型と推察されます。全長：約９０ｃｍ刃長：約５４ｃｍ身幅：約３１ｃｍ柄長：約３０ｃｍ鞘付き。画像１は、直径５０ｃｍのひのきを試し挽きしています。（所要時間２０分程）画像６は、上刃。画像７は、上目。画像８は、下刃。このチョン掛け大鋸ではありませんので、比較的硬い木材からひのき、杉などの比較的に軟らかい木材に適応できると思いますが、順目（ならいめ）にて使用して下さい。縦ヒッコキ、横ヒッコキ済。：刃の高さをそろえる事。アサリ調整済：刃の左右への振り。底揃え済：各刃の間のくぼみ。歪み、ねじれ調整済。試し挽き済：左右へのずれなく、掛かりもスムーズに切れ味良く挽けています。アサリが最小限に抑えてあります。これはこの大鋸の歪みがほぼ無いので（西洋鋼）挽き込んでいく大鋸の厚みのわずかな挽き幅（アサリ幅分）で良いわけです。その結果、効率良く、しかも真っ直ぐに挽き込んでいくことができます。しかも西洋鋼の為、切れ味は良いです。アサリは新品の大鋸と異なり、左右対称ではありません。（ヒラなどの条件によるものです。その為、試し挽きをします）
ワンポイントとして、挽く時（引く）は呼吸に合わせて！鉋を挽くようにシューっと、押すときは、サッと（押す時に刃に挟まった大鋸粉が取れやすくなります）押す時の方が力が必要なくらいです。立って挽く時に、例えば左足を前に出して１０回挽いたら、今度は右足を前に出して１０回挽くと、体のバランスも良いですし、真っ直ぐに挽けるようです。切りたい所に線を引いて下さい。あてずっぽうは必ずゆがみます。挽き始めは、木材にヤスリなどで小さな切り込みを付けておくと引き始めやすいと思います。（始めは大鋸を押して当たりを付けて下さい）硬い木を挽いたりして、切れが悪くなってきたらホームセンターでヤスリのコーナーで、両刃ヤスリ（目立てヤスリ）ー並目しか売っていないと思います。ヤスリの部分が７５ｍｍ程の一番安いのでOKです。位？のこぎりの刃を上にむけて工具台に固定して、上目だけを同じ角度＝ヤスリで磨(す)る時は光る所がかたよらず、上目全体が磨れればOKです。軽くさっさっさと３回ほど磨ればOK。初めからすべて上手くいくわけがないと思って！静かにDIYをやれます。ストレス解消、運動不足解消（有酸素運動）にはもってこいです。インテリアとしても良いと思います。刃が鋭く、注意が必要です。
専門職の方の使用にも十分、ご満足いただける大鋸と思います。
クロネコヤマト宅急便着払いにて発送予定です。